セスナの微妙な揺れにも慣れ、ナスカの街の上空からそろそろ地上絵の地域に入る。リマから来る途中のガイドさんの話では、先ず肉眼で絵を確認する事、その後でカメラでの撮影が良いとの事。カメラを覗きながら絵を探すのは確かに困難そう。。実際後々これがいかに大変かが分かった。何やら地上絵の一種の様な幅拾い直線模様が見えて来た。
それまではキャプテンのアナウンスはなかったが、ここで最初のアナウンスで宇宙飛行士。この絵は他の絵が地表に描かれているのとは違い、岩の斜面に描かれている。
コンドル。
サル。
ハチドリ。
クモ。
手とパンアメリカンハイウエイ沿いにある見晴台(ミラドール)
絵によってくっきりしている物、他の地表面の凹凸と紛らわしい物と様々だが、結構絵を判別できるまで時間が掛かるものもある。しかしよくもこんな絵をどの様に描いたのだろうか。地表で絵の線を描くだけでもこれだけの大きさだったら正確性に掛けたり、上空から確認しながらでないと先ずこれだけの物はできなかったのではないか?また何のために作ったのだろうか。見れば見るほど謎は深まるばかりだ。
イカ空港に着陸。さあまた4時間掛けてリマまでもどらねば。。そう言えばお昼を食べていなかったので途中の街にあるガソリンスタンド兼、レストランでいただくことにした。ここはナスカの地上絵を見学に行く途中に皆立ち寄るのだろうか、レストランの中は広く売店も充実している。
今日のランチはビーフの上に目玉焼きが乗っているタクタクアパナード、チャウメンの様なタジャリンサルサード、帆立貝のチーズ焼きで香ばしいコンチータ・ア・ラ・パルメサーノ。どれもなかなか良い味を出している。
この後はパンアメリカンハイウエイを北上し、リマへ戻るが朝が早かったせいか爆睡状態。来るときに写真を撮り損ねた看板(コカコーラの宣伝で何故かカニがコーラを挟んでいる)も夢の中だったのだろう。気づいたらリマに戻っていた。この日の夜のフライトでトロントに戻るが、ホテルを夜まで利用出来る様にレイトチェクアウトにしておいたので、何とかシャワーは浴びれそうだ。
ホテルをチェックアウトする前に、和食弁当をいただく。夕食が中途半端な時間帯になりそうだったのでお弁当を頼んでおいた。これがまた凄いボリューム。何処ででも和食が食べれるとは有難いもの。
リマ空港ではチェックインもスムーズ。出発まではバーで一杯。ペルー産ビールのクスケーニャで最後を締める。実に興味深く、驚きと感動の連続の旅だった。食べ物もとても美味しかった。恐らく3キロは増えただろうな。。是非ともまた訪れたい国である。最後にペルーでお世話になった方々へ、グラッシャス&チャオ!!次回は番外編の巻。
0 件のコメント:
コメントを投稿