2009年2月24日火曜日

ペルーの旅 ♪第六弾♪ ティティカカ湖の輝き その1

今朝はこの旅二度目の早起き。朝5時だと言うのにホテルのレストランは朝食が食べられる。昨晩宿泊したピコアガホテルは中庭が見事で部屋も快適。アルマス広場にも近くで非常に便利だ。

本日は、クスコからティティカカ湖のほとりの街、プーノには空港は無く、最寄の空港はプーノから 47km 北にあるフリアカの空港となる。クスコからプーノへはバス又は列車で移動する場合が多いが、今回は飛行機を利用した。フリアカ空港は標高約 3800 メートル。クスコよりも更に標高が高い。フリアカ空港はボーディングブリッジは無く、タラップを降りて徒歩で移動する。

やはり標高の高さを見てしまうと高山病の事が思い出される。気にしない様にしていたが、何だか苦しく感じるのは気のせいだろうか。空港からプーノまでの移動のバスは快適だが、我々一行5名に対し50席近くある大型バスがやって来た。車内は5名とガイドさん1名で貸切。贅沢な感じだが何だかもったいない気もする。

今日はフリアカからプーノへ向かう途中、シユスタニ遺跡に立ち寄った。インカ時代に作られた石塔は住居として、またお墓として巨石を積み上げて作られている。この遺跡群は標高 4050 メートルに位置しており、今回の旅で最高地点となる。ここの周りにはウマヨ湖があり、眺めが素晴らしい。偶然遺跡内でリャマの群れを連れている親子に遭遇。生まれたばかりのリャマの子供は真っ白でポアポア、後で抱かせて貰った。

シユスタニ遺跡の近くにある現地のお宅に立ち寄った。ここの住人の寝室など見学できるようになっており、近くで栽培されているお芋、トウモロコシから作られるお酒チチャなどを出してくれる。お土産類を販売していたり、リャマと写真が撮れたりと、少々観光地化されたお宅の雰囲気だが、皆とてもフレンドリーだ。この近辺の住居の屋根、門を見ると牛の様な動物が乗っている。ラッキーマスコットとして供えられているらしく、愛嬌がある。お土産コーナーにこのマスコットが売られていたので、思わず買ってみた。我が家にも幸運は訪れるだろうか?


ペルーの旅 ♪第五弾♪ 聖なる谷ウルバンバ

本日は朝6時起床。朝食を済ませた後、出発まで時間があるのでホテルの近くを散策することにした。川沿いの歩道ではチャボも散歩していた。8時30分発の列車でオリャンタイタンボへ戻る。昨日と同じくビスタドームを利用、復路は進行方向右側の席を確保。乗客は我々含めて約2割程度しか乗っていなかったが、なぜか他の乗客は決められた席なのだろうか、ごく一部にかたまって座っている。前方は殆ど空いてたのに。。

オリャンタイタンボ駅に到着。昨日マチュピチュを案内してくれたガイドのカルロスさんと再会、今日もこれからピサックの村を経由してクスコまで同行して貰う。

生憎時間が無いのでオリャンタイタンボ遺跡を外から見学。ここの遺跡の直ぐ側にある村の一件を訪ねてみた。地元の人々の生活を垣間見る事が出来る。驚いたのが、モルモットに似たネズミの一種のクイが部屋の中に放し飼いになっている。なかなか愛嬌があり可愛い。もっと驚いたのはクイが成長したら食べてしまうらしい。。オリャタイタンボから一昨日宿泊したユカイのホテルの前を通り、一路ピサックへ。

ピサックでは丁度日曜日のため、市場が賑わいを見せている。カラフルな配色の民芸品は見ているだけでも楽しい。ガイドさんの勧めで銀製品の店に入ってみた。交渉次第で金額が変わる事を聞いていたので料金交渉を試みる。この銀製品は後ろに 925 の数字が刻印されている物は純銀との事。
刻印を確認後、店番のお姉さんの笑顔に負けてネックレスを購入。

ピサックの村を一望できるポイントで記念撮影。美しいウルバンバの谷は昨日のマチュピチュとはまた違った風景が印象的で再び訪れる事を信じて絶景に別れを告げる。

クスコに到着。またまた標高3400 メートルの地に戻って来た。ホテルにチェックイン後、夕食まで時間があるのでクスコの街をしばし散策。アルパカ専門店でお土産を購入、KUNA と言う店はクスコ、リマの空港にもある。日曜日とあって街の中は地元の人で賑わっている。中でもサンフランシスコ広場では地元の芸人がパフォーマンスをしているのか凄い人だかり。お笑いなのか観客は皆、爆笑の渦だ。
さて今晩の夕食はフォルクローレショーを見学。バイキングスタイルの夕食を食べながらのディナーショーだ。それぞれのテーブルには各国の国旗が置かれている。我々は日の丸だが、お隣は20数人いるだろうか、カナダの国旗が置かれていた。そう言えばここの食事で今日見たクイが出ていた。一応トライをしたがお味は○○。。


2009年2月22日日曜日

ペルーの旅 ♪第四弾♪ マチュピチュは偉大だ!その2

つ、ついにあのマチュピチュの遺跡が目の前に現れた!

15世紀中旬にこの様な場所に都市を形成したのにはただただ驚くばかり。インカの空中都市、今でも数々の謎に包まれた数々の建造物はインカ帝国の驚くべき技術の高さと精巧さを物語っている。

しかしながら、麓から400メートルもの高さの所にどの様にこれほどの石を運び上げたのか?テレビで見るよりも実際は規模が小さく感じる所が多いが、ここはその反対。スケールの大きさに圧倒され、この眼で見れた感動は一生忘れないだろう。気が付くと高山病など全く頭に無く、昨日まで重かった足元も軽快。一層の事、背後にそびえるワイナピチュの頂上まで登ってみたいが、それは次回のお楽しみにしておこう。


マチュピチュ観光後は、遺跡の入り口に唯一あるホテル、サンクチュアリーロッジにて昼食。バイキングスタイルでアイテムは非常に豊富。

昼食後はバスで麓のマチュピチュ村に戻り、散策。温泉もあり、レンタルの水着まであったがこれも次回のお楽しみの取っておこう。

今晩はビルカノタ川沿いにあるホテル HATUCHAY TOWER に宿泊。バルコニーから眺める山々とビルカノタ川の景色は壮観で、川のせせらぎ(と言うよりは結構水量が多く急な流れ)が癒してくれる。


2009年2月19日木曜日

ペルーの旅 ♪第四弾♪ マチュピチュは偉大だ!その1

今日は 05:00 起床。朝食後直ぐにチェックアウト。早速オリャンタイタンボ駅に向かう。オリャンタイタンボは、クスコとマチュピチュへの玄関口となるアグアスカリエンテス駅の間にある。07:05 発、ペルーレイルのビスタドームにて一路アグアスカリエンテスへ。

車内は天井まで窓になっていて、景色も最高。往路は向かって左側が良い。(アグアスカリエンテスからオリャンタイタンボへの復路は進行方向右側が景色が良い)

途中車内で軽食のサービスがある。サンドウィッチ、ケーキとドリンクだったが、先程ホテルで朝食を食べたばかりだが、旅行に出ているせいか何故かどんどん食べられる。車内販売の後、ペルー鉄道の名前が入ったグッズや写真集の販売がある。同行している日本のボスは早速帽子をゲット。
そう言えば、このビスタドームでは大きめのスーツケースは預ける事は出来ないので、前日のうちに1泊用のカバンに積め、残りは翌日宿泊のクスコに先に運んで貰った。

アンデス山脈の山々がおりなすスケ-ルとウルバンバ川沿いにある段々畑など遺跡を見ながら列車はアグアスカリエンテス駅に到着。

ここからマチュピチュ行きのシャトルバスに乗る。いろは坂の様なつづら折の道を登って行くが、斜面を見ていると結構怖い。
ここを徒歩で登る人もいるそうだ。

マチュピチュ遺跡の入り口に到着。

さていよいよマチピチュ遺跡へ。次回へつ・づ・く・・・・


ペルーの旅 ♪第三弾♪ ちょっと高山病気味

この日はリマから空路、クスコへ。利用した LAN PERU 航空のアテンダントさんは皆フレンドリー。約1時間間のフライトタイムなのにスナックが出ました。高度を徐々に下げ、クスコ空港上空を旋回して着陸。インカ帝国の首都だった街、クスコに到着。

飛行機を降りるとそこは既に約3400 メートル。ゆっくり歩く事を心がけながらバゲージクレームへ。何とバゲージが廻って来るところで民族衣装をまとった一団がコンドルは飛んでいくを演奏していた。いよいよアンデス山脈、クスコに来た実感が沸いてくる。

先ずは空港からクスコ郊外の遺跡へ。聖なる泉と呼ばれかつて沐浴上だったタンボマチャイ。
かつて要塞として巨岩を積み上げたサクサイワマン。クレーンも無い当時にどうやってこれらの岩を持ち上げてしかも精巧に作り上げられたのか?

遺跡観光の後は、クスコ市内で昼食。ビーフと豆を使ったペルー料理。比較的あっさりしていて、どこか日本的に感じるところもあり実に美味しかった。このレストランのオーナーは日本人の方と聞いて納得。

食事の後はサントドミンゴ教会、12角の石を見学。この辺りから少し頭がぼーっとして来た。これが高山病なのか??

クスコからバスで約1時間半、今晩の宿泊地ユカイの街に向かう。途中景色の良いところで一休み。ユカイは山のふもとにある。

今晩宿泊のユカイのホテルに到着。ここは標高が 2800 メートルとクスコに比べ低いので幾分楽になった感じだ。ユカイのホテルは山間の村にぽつんとあるリゾートホテル風。
SONESTA POSADA DEL INCA YUCAY はペルー国内に数件あるチェーンホテル。直ぐ近くに聳え立つ山々の眺めも見事だが、ホテルの敷地内も整備されていて本当に素晴らしかった。ゲストルームも何棟かに別れ室内のインテリアの非常にお洒落、アメニティーグッズも充実しており、スリッパまで付いている。1泊ではもったいない感じもしたが、実に快適だった。


2009年2月18日水曜日

ペルーの旅 ♪第二弾♪ 躍動するリマの街

3時間ほどの睡眠時間にも関わらず寝起き最高。。さて午前中は少々時間があるので早速、街へ。今回宿泊しているミラフローレス地区はリマの新市街で華やか繁華街が続く反面、一歩通りを入るとそこは閑静な住宅街が広がっている。

数ブロック歩くとそこは太平洋。マリオットホテルの前には海に面しているラルコマルがあり、お洒落なブティック、レストランなど、カップルなどで賑わっていた。

ランチは、海に近いペルーレストランで。バイキングスタイルで肉、魚、巻き寿司までアイテムが揃いその数は50種類以上。ペルーの名物シーフード料理、セビッチェもお好みの具を入れて作ってくれる。

何よりもこのランチで出会ったペルーの飲み物 、ピスコサワーは大のお気に入りに。末永いお付き合いになりそうだ。ブドウから作られる蒸留酒で卵白、レモン汁、ガムシロップを混ぜて作られる。

街でしつこく声を掛けて来たタクシードライバー、カルロス氏。乗る乗らないで話しているうちに何やら日本語の会話本が出てきた。お互いに何を言いたいのか分からなかったけど結局、彼としてはホテルまで乗せて行くとの事だったらしい。しかし私のホテルは1ブロック先だった。分からずに乗ったらどの様になっていたのだろう?